媚薬の漢方成分

媚薬とは性的興奮を高めたり、精力の付く薬や食品のことです。歴史は古く、その中には飲むタイプ、塗るタイプなどがあり、たくさんの商品が存在しています。
媚薬でよく使わている成分は、漢方生薬が多く、漢方生薬は、植物の根や茎、葉、鉱物、動物素材などの自然素材を採用した薬です。その特徴は女性器官の働きを改善したり、ホルモンのバランスを整えたり、血液の流れをよくしたりする、体調を整え、自己治癒力を高める効果があります。これから漢方生薬の成分について紹介いたします。

マカ
マカはアブラナ科の天然植物です。南米のペルーで、厳しい環境のなかに育てられたンジンや大根に似た根菜類です。マカには、精力剤でよく使わている亜鉛やミネラル成分を含まれています。女性の不妊症や不感症、体を整える効果があります。マカを一度育てた土地は、その後数年に渡って不毛になるほど土の栄養分を吸い上げるため、かなりの栄養価の高さが期待できます。

オタネニンジン

オタネニンジンの原産地は中国の遼東から朝鮮半島にかけての地域といわれ、 中国東北部やロシア沿海州にかけて自生する。
薬用または食用に用いられ、チョウセンニンジン(朝鮮人蔘)、コウライニンジン(高麗人蔘)、また単に人蔘とも呼ばれる。体の調整作用があるといわれています。また精力増強や勃起機能改善や女性への催淫効果もあるので、媚薬としても用いられています。

リンゴ、ザクロ
ジョルジュ・デュビィ他著『愛とセクシュアリテの歴史』にリンゴとザクロを用いた古代バビロニアの性愛の呪法が紹介されている。
イチジク
ギリシャ・ローマ時代には国の豊かさの象徴とされ、媚薬ともされた。
タマネギ
『カーマ・スートラ』などで紹介。
イラクサ
ペトロニウス著『サテュリコン』で紹介。
トリュフ
世界三大珍味の一つであり強壮作用があると信じられたキノコの一種。
卵、チーズ
栄養価の高い食品は強壮剤として用いられた。
甘草、カズラ、サトウキビ
糖分の取れる食材は強精薬として用いられた。
ナマコ、カキ、ニンニク
精のつく食品として紹介され強壮にも効果があるとされた。